Windows あれこれ

4月16日に日本語版 Microsoft Windows Server 2008 が発売されるようだ。サーバーを利用するデバイスやノードの数によって、それに応じたClient Access Licenseが必要となる。5 CALのStandard と 25 CAL の Enterprise と Web Server の3つのエディションに分かれる。

同時接続台数によるライセンス形態はなくなったのだろうか、以前(2000 Server)はインストール時にいずれかを選択できた。

http://japan.zdnet.com/news/software/story/0,2000056195,20370970,00.htm?ref=rss



少々、気が早い話ではあるが次期 Windows のplatformである 「Windows 7のリリースが来年かもしれない。」という報道があった。さすがに正式リリースには早すぎる、間に合ってβ版かRC1とは思われる。ちなみに、Windows各ヴァージョンのナンバリングは下記の順。

(ナンバリング順: 98/SE/ME(4) --> 2000(5) --> XP(5.1) --> Vista(6))

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080407_windows_7/

開発中の Windows 7のウリであるOS仮想化技術は既に完成しているようだった。昨年、Vista(?)上で歴代Windowsを仮想OSとして起動させている映像が紹介されていた。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071023_windows7_kernel/


しかしOS仮想化の技術はは既に数多く出回っている。Windowsに標準搭載されたとしてこれまでのようなクライアント環境でハードウェアエミュレートするOS仮想化では意味がない。仮想化して利用したいゲストOSをサーバーに置いておいて、エンドユーザーが必要に応じてクライアントOSに呼び出して利用でき、ゲストOSとホストOS間でデータがスムーズにやりとりできるとよいなと思う。上述したことは今でも仮想化ソフトとリモートディスクトップを組み合わせればできる。しかし、エミュレートは大変マシンに負担がかかるし、リモートディスクトップはラグが問題となる。

ところでOS仮想化がどうしても必要な状況とはどういう局面であろうか?果たして「古いOSにしか対応していないソフトウェアを(Vistaの互換モード等ではなく)安定して利用したい」と願うユーザーをXPからWindows 7へ乗り換えさせることができるであろうか。


関連ニュースURL
http://www.atmarkit.co.jp/news/200804/07/windows7.html