スリープ復旧時の不具合。

スリープでPCを休眠させ一晩空けた後に作業復帰させたところ、オーディオ出力デバイスを見失う。(デバイスにババツ印が付く)ログオフ、再ログインでは復旧せず、再起動が必要となった。正し、短時間でスリープから復旧した場合はその様なエラーは出なかったので、スリープ開始時から数時間(たしか18時間?)たった後のHDDにシステムを格納する際に起こるトラブルだと思う。(←はノートの場合でした)ディスクトップはスリープの電源オフ時に両方に格納。Vista初期故の不具合だと思われる。

上記トラブルに関する修正パッチが出ていました。32bit版x86用をダウンロードしたが、管理者権限でもインストールできなかった。WindowsUpdateスタンドアローンインストーラーに「この更新プログラムはお使いのシステムには適用できません」と弾かれた。
http://support.microsoft.com/kb/929685/ja
(追記:よくよくWindowsUpdateの更新に履歴を調べたら、このパッチは3月5日に既に自動インストールされていた。ということは、修正パッチを当てても修正できていない不具合。)

他にも類似のトラブルとしてググってみたところ、画面の解像度が強制的に変更される。スリープ後すぐに起動してしまう。タスクバーが消失。電源が落ちない(CPU、ビデオカード、ファン類が稼働したまま)。USB機器ならびにIEEE1394機器接続時にスリープに入ったときの不具合。スリープから復旧できない。等、環境によって様々なトラブルが出ているようです。それらに対してマイクロソフトVistaパッチは10個程度上がっています。いずれもネットに繋がっていれば勝手にインストールしてくれますが。


パッチ祭りでVistaの悪い面が強調されてしまったが良い面も紹介。便利機能?シャドウコピーはゴミ箱から消去してしまったファイルを復元できる機能。但し、復元可能なのは復元ポイント(即ち初期にVistaをインストールした)ディレクトリに限る。この機能の存在を知らず、不要なソフトウェアを削除した後、検索すると何回でも復元され、管理者権限でも移動も削除もできずに驚いた。(←シャドウコピーはUltimateとBusinessのみでHome Premiumには実装されていないと後で知った。だとしたら、Home Premiumで検索に削除ファイルが何度も出た現象は何?)「ゴミデータが紛れ込んだまま削除できない不具合か」と勘違いする。

検索機能は結構アバウトにファイル名やディレクトリ名、プログラム名、機能メニュー名を打ち込んでも即座に引っ張ってきてくれて、非常に便利。これからはドキュメント類を保存するときは通しNoや日付別にするより、直感的な名前(例:○×会議用パワポ1)を付けるが便利かもしれない。デジカメ写真を年月日で管理すると、データ番号がそのままだったりして検索で見つけにくい。これまで、「何でもマイドキュメントに保存していた人」には朗報といえる。うっかり、マイドキュメント(やアプリケーション既定のディレクトリ)以外に保存して作業復旧できなくなったというアクシデントは減るかもしれない。冗談の様だがファイル管理のミスはわりと良く聞く。

TIPS:Vista上でVLCmediaPlayer(多機能マルチメディアプレイヤー)を用いてビデオファイル(DVD、FLV、mp4など)を再生した際に音声のみ再生され映像が表示されない場合。
→設定>(高度なオプションにチェック)>ビデオ>出力モジュール(OpenGLビデオ出力を選択)で解決。他のビデオ出力モジュールを選ぶとまともに表示されない。