Vine Linux 3.2 --> 4.0アップグレード作業Tips

家に帰り着きましたので、さっそくVine Linuxディストリビューション・アップグレードを行いたいと思います。公式サイトの情報によると、3.x系から4.0へのアップグレードは一度3.2にバージョンアップしてから行う必要があるそうです。今回作業を行うのは3.2を既にインストールしてあるノートPC(参号機)。アップグレードのコマンドが使えるかどうか試してみようと思います。

(1)まずはrootでログインして、現在のVine Linux3.2が最新であるか確認します。aptコマンドを使用しましょう。

3.2 の最新状態に更新する
# apt-get update
# apt-get upgrade

これで3.2版の状態になりました。次にすすみましょう。


(2)vi等の適当なエディタで/etc/apt/sources.listを編集しソースリストの取込先を4.0に書き換えます。

apt-lineを4.0へ向ける(sources.listの3.2とある部分を4.0に書き換える)
カテゴリは main plus updates nonfree (develは削る)
(※更新済の4.0用のsources.list)
# vi /etc/apt/sources.list

編集が完了したら保存して次へ。

apt を更新する(/etc/apt/rpmpriorities を更新するため)
(※gccglibc-develなどが削除される場合があるので、その場合は dist-upgrade 後に再度インストールする。)
# apt-get install apt

問題なく更新できたら次へ。ここはノートラブルでした。

(3)さあ、ディストリビューションのアップデートだ。

全体をアップグレードする
(※削除されるパッケージがないか確認する。)
# apt-get dist-upgrade

ソースリストを変更したがapt-getがうまく機能してくれなかった。仕方なくISOイメージからインストールすることに、続きは晩飯後。