初めてOHP使えと言われ・・・
面接で自己PRと過去の研究およびfuture planを聞かれることはよくあることだが、これまでプレゼンの形式といえばスライドとプロジェクタを使うか黒板がほとんでOHP(Overhead projector)を使った事がなかった。次の試験で各自OHPを容易してこいと指示があったので急遽情報を集めてみた。
OHPシートを作る上で気をつけなければいけないこと。*1
- OHPは50人以下のプレゼンで使用可。
- シートの種類は手書き用、白黒コピー用、カラーコピー用、プリンター用がある。
- プリンター用はさらにインクジェット用、レーザープリンタ用、感熱用がある。
- 写真や図などのfigureが必要な場合は、インクジェット用やカラーコピー用であればカラーも可。
- レーザープリンターは顔料で印刷するので画面が暗くなる。
- インクジェットプリンタでは染料なので明るい。
- インクジェットプリンタを使って染料インクで印刷するのが鉄則。
- 印刷するときはプリンタのプロパティでOHPシートを選択する。
- A4サイズを横向きで使用する。スライドなどで流用するため。
- OHPは正方形に映写するので短辺はフルでもよいが長辺は短辺に合わせる。長辺の余白の目安3〜5cmくらい。目一杯使うと切れる可能性がある。
- インクがもったいないので背景は白(透明)にする。
- シートの種類やメーカーによって印刷後、定着するまでに時間がかかる。1日以上かかることもある。
- 18pt以下の文字は小さくみえるので使わない。タイトルは36pt、説明文は24pt、枠線は1mm以上が目安。
- フォントはタイトルなどはMSゴシックやArial、説明文はMS明朝を使う。
- 文字やグラフで黒以外の色では赤と緑がよい、青は視細胞の反応が悪いため黒に見えてしまう。
- 塗りつぶし色は、淡い黄色・ピンク・緑・青・オレンジなどが効果的。
- オススメな色の組合せ例『テキストボックスの文字は黒色、塗りつぶしは淡いオレンジ、 枠は濃いオレンジで太い線』
- OHPシートが反ると光の通過の関係で文字が読めなくなるので、印刷後は慎重に扱う。
- 本番用のOHPシートを痛めないためにも、別に練習用の原稿は普通紙に印刷して使う。
- スライドの作成にはPower Point等を利用するとよい。
*1:(参考にしたのは以下のサイト)
・オーバーヘッドプロジェクター(OHP)を使っての発表の基本
http://www.asahi-net.or.jp/~it6i-wtnb/ohp.html
・学会発表用 OHP シートを製作するときの注意点
http://www.eis.osakafu-u.ac.jp/~yabu/soft/ohp.html