OpenCL 1.0 が批准されたらしい

OpenGLのスペルミスではありません。
OpenGLの規格を決めている団体Khronosグループが新しいクロスプラットフォーム対応の並列プログラミング標準規格を発表されました。ロイヤリティフリーで利用できるようで、CPU、GPU、Cell、DSP((Digital Signal Processor)などの異なるアーキテクト上で利用でき、混在も可能とのこと。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200812/10/opencl.html

なるほど、だからNVIDIAやアップルがIntelAMDと協力して開発したんですね。こうなるとCUDAとCell/B.E.をつないだりすることも夢では無くなってきましたね。少し前に東工大TSUBAMENVIDIAGPUとCUDAを用いてヴァージョン1.2となる発表がありましたが、ひょっとするとOpenCLも視野に入れていたのかもしれません。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1203/nvidia.htm


追記です。

発足時点では3DlabsAMD、アップル、ARM、Codeplay、エリクソンフリースケール・セミコンダクタ、Graphic Remedy、IBMImagination TechnologiesインテルノキアNVIDIAモトローラQNXクアルコムサムスン、Seaweed、テキサス・インスツルメンツスウェーデンウメオ大学が参加している。

上が参加団体になります。Wikipediaからの転載ですが携帯や音楽プレイヤー、電卓等の組み込みプロセッサにも対応するようなので、対象となる分野は多岐に渡りそうですね。