古書店物色

しばらく日記をサボっていたら、いつのまにか12月ですよ。

相変わらず堕落した人生送ってますが、昨日のセミナー帰りにまた古書店物色してきたので、

その戦利品をメモしておきます。狩ったのは下記3冊。


PCクラスタ構築法―Linuxによるベオウルフ・システム

PCクラスタ構築法―Linuxによるベオウルフ・システム

  • 作者: トーマス・L.スターリング,ドナルド・J.ベッカー,ジョンサルモン,ダニエル・F.サバレーゼ,Thomas L. Sterling,Donald J. Becker,John Salmon,Daniel F. Savarese,北野宏明,諸橋峰雄,中台一博,奥乃博,京田耕司
  • 出版社/メーカー: 産業図書
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本
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ひょっとしたら以前に一度紹介したかもしれません。

若干内容は古いのだけど、去年よく使った本で手元に置いておきたかったので購入。

読み返すことはあまりないのだけど、1000円くらいだったのでまあいいか。

基本的なPCクラスタの構築方法あMPIやLAM等の並列計算ライブラリについて触れてあり、

締めにLINPACKとLAPACKでのベンチするメソッドとアナライズについて書かれてます。

別にこの本が無くてもそれぞれのライブラリやパッケージのヘルプよめば

クラスタリングはできるのだけど、

日本語で書かれた古典的なものって少ないので持ってて損はないです。


実験医学シリーズと同じ出版社が出してる生物初学者向けのムック。

part1とか書いてあるけど実はpart0上・下, 1, 2, 3 と刊行のナンバリングが適当すぎる本。

内容はエッセンシャル細胞生物学をかみ砕いた感じで、

分野外の人や生物の知識が必要になった社会人が気軽に読める構成になってます。

the Cellに挫折して枕にし始めたら、原点に戻って雑誌読む感じで頭をほぐすにはもってこい。

実験医学シリーズ(月刊と増刊号)はおしゃれに多色刷りで写真も多く、

個人的には読みやすくておすすめです。

分厚い本を持ち歩いたり読むのがしんどい時のお供に。

そういえば、元の持ち主が重要箇所をアンダーラインしてくれていたおかげで

読みやすい上に価格が安いっていう、ダブルでお得でした。


最後の一冊は

ゲノムネットのデータベース利用法

ゲノムネットのデータベース利用法

古典的ゲノムデータベースの紹介やその利用方法について書いた本で、

高木・金久両先生が10年くらい前に出版されてたようです。

今となっては少し古い内容もありますが、

Open利用できるWebベースのサービスはそれほど変わっていないと思うのでさっと

読み流して最新の情報は各データベースで直接見るといいのではないでしょうか。


トータルで3000円くらいの買い物でした。